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前回詐欺に遇いかけた話をしましたが、それをきっかけにようやく債務整理を決意していくようになりました。
債務整理とは多重債務などで苦しむ方の救済処置で、国が認めた法的手段です。

当初は債務整理をすると、会社や周りにばれるんじゃないか、それだけは避けたいと思っていました。しかしそんなことはなく、債務整理後8年経ちますが、まだばれていません。ちなみに妻には、ついこの間、住宅ローンが通らずに打ち明けてしまいました。この件に関しては色々あったのでまた次の機会に詳しく書きますが、この一件がなければばれていなかったでしょう。

ひとまとめに債務整理と言っていますが、任意整理、個人再生、自己破産の3つの借金整理の方法の総称です。
その中で、今回は私の行った任意整理について書きます。

任意整理

任意整理とはお金を借りた相手に対し、直接交渉して利息の軽減や返済金額の減少をしてもらう方法です。
主に弁護士や司法書士に依頼して行ってもらいます。長年借りては返しを繰り返していて、利息18%以上(利息制限法)で借り入れを行っていた方は大幅に借金が減ったり、多く利息を払っていた分が戻ってきたりする可能性もあります。

裁判所などに出向く必要もなく、弁護士、司法書士とのやり取りのみになりますので、任意整理事態は家族などに秘密で行うことも可能です。ただし、CICなどの個人情報に『異動』と記載され、5年~10年の間、新たな借り入れなどが出来なくなり、それがきっかけでばれることはあります。(いわゆるブラックリストに載るということ)
弁護士、司法書士に依頼し、受任された瞬間から、一時的に返済がストップされますので、催促、取り立てなどが行われなくなります。
その後、債権者との間で、残り借金の支払い総額、利息、月々の返済額が決められ和解、契約し、支払い再開になります。
私の場合、司法書士の受任から和解まで5ヶ月位かかり、司法書士からはこの期間にしっかりと生活を立て直し、支払い再開に備えて下さいと言うことを言われました。
ちなみに弁護士と司法書士の違いですが、一件あたりの借金、または過払い金が140万円以上ある案件は司法書士では扱えないのに対し、弁護士は条件はありません。
弁護士、司法書士に依頼をするにはもちろん費用がかかります。相場は借り入れ先1件あたり3万~5万位で、一般的には司法書士より弁護士の方が多少割高になっています。
多重債務で苦しんでいるのに費用を払えないと思うかもしれませんが、和解までの返済がストップしている期間、月々の返済を思えば安いものです。
この任意整理のいいところは、整理する借り入れ先を選べるというところです。
例えば、カードローンや消費者金融の借入に加え、住宅ローンがあったり、保証人をつけている借金がある場合、差押えや保証人への請求がないようにその借り入れ先を除いて整理する事が出来ます。

現在多重債務で悩んでいる方、返済額が減るのはもちろんの事、今行われている返済の催促や取り立てが一時的にストップされるというだけで、幾分も心が楽になるかと思います。
私も債務整理に踏み切るまでかなり悩みました。越えてはならない一線を越えようとしているんじゃないかと不安でした。しかしそんな事はなく、今でもあのときに踏み切れて良かったと思っていますし、むしろ何故もっと早くやらなかったのかとさえ思います。
一定期間ローンが組めなくなる等のデメリットもありますが、それ以上にメリットがあると思います。

悩んでいるだけでは何も改善されません。まず一歩、無料相談を行っているところもありますので、一度専門家に相談してみることをお勧めいたします。



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